留学生向け府内城下町講義
先日は昨年度から講師を務めている
大分大学経済学部の留学生向け城下町講義を行いました。
都道府県中心地には必ず城址が存在し、
そこに造られた城下町は軍事政治経済を兼ね備えた要塞であり
全て同時期に作られた事から紐解くと、
日本経済の根源がみえてきます。
今年もみなさん熱心にこの街の成立ちを学んでくれました。
ただ、留学生の方々にも大友宗麟人気が高いのに驚きましたが、
ネット環境から大友宗麟の情報が取れやすいのが一因な様子で。
現在の大分市の中心地は美術館がある上野の山を中心に、
弥生時代の集落・石仏/古国府(古代)→
大友屋形・府内/大分川沿線(中世)→
府内城/現在の城跡(近世)
と経済の変遷がなされ今に至る。
その事を留学生に最初に伝えたかったのに英訳が難しすぎて
後日生徒たちのレポートを読んだら
殆どの生徒たちが「府内城=大友宗麟の城」との解釈になっていた(笑)
仕方ないか~
さてと。
そろそろ歴史食のレポートもまとめなければ。
忙しいぞー。
maco.
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